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2013年12月19日
平成25年12月院長のマンスリートーク ◆富山県歯科医師会の「100年のあゆみ」
◆富山県歯科医師会の「100年のあゆみ」
一般社団法人富山県歯科医師会創立100周年記念式典は、12月1日、富山国際会議3Fメインホールにおいて、石井隆一富山県知事、大久保満男日本歯科医師会長、宮腰光寛自由民主党富山県支部連合会会長をはじめとするご来賓の方々、会員約360名が出席し、盛大かつ厳かに執り行われた。

富山県歯科医師会の戦前の歴史については、詳細に記述されたものが、これまでなかったが、100周年の機会に、各方面から資料を取り寄せて沿革が明らかになり、式典当日スライドで説明されるとともに、来春には記念史が発刊されることになっている。

ここで、富山県歯科医師会の「100年のあゆみ」を簡単に振り返る。

○富山県内の歯科医師の開業は明治32年4月の吉田幸夫、同年の永野一彦、33年8月の島川安次郎、34年5月の菅田良雄がはじまりである。それ以前には県内に8名程度の歯抜き・入歯師がいたという記録がある。明治35年5月17日の富山日報の広告には、開業歯科医4名で入歯細工師を排除するために富山縣歯科醫同盟会を結成したというものがある。吉田幸夫氏は6〜7年後県外に移動になったが、その後、3名に多田正隆、藤井義人、殿城金次郎、阿部孫太郎、柳沢耕作、野中寛治、石川県から高岡に出張診療していた清水杢平氏が参加して大正3年7月3日、会員10名で富山県歯科医師会が発足した。初代会長には島川安次郎が就任した。

○大正時代の貴重な写真としては、大正元年頃の菅田良雄先生の富山市殿町の庭での写真や大正5年に富山市太田口町に開業した小林金次先生の診療所の内部の高額なユニットの写真などが残されている。

○大正15年8月11日には、富山県歯科医師会は歯科医師会令の制定により、強制設立・強制加入の歯科医師会に組織が改められ、会長には、宮島忠治氏が就任し、会員は72名となった。

○昭和7年の富山県学校歯科医会設立時の写真では、前列に小林金次、鷹島慶二、牧野昶先生、後列に浦野輿四郎、今村彦治、坪田忠一先生らが写っている。また、昭和12年5月15日高岡梅松園で撮られた日本歯科医学専門学校の同窓会の写真や昭和16年頃の東京歯科医学専門学校の同窓会の写真等が昭和の戦前の写真としてある。

○昭和17年12月31日、国民医療法(旧法)に基づく勅令「医師会令及歯科医師会令」により、富山県歯科医師会が設立認可を受け、初代官選会長に藤井義人氏が任命され、全く性格の異なった国策団体となった。

○戦後、昭和22年10月、医師会、歯科医師会及び日本医療団の解散等に関する法律の施行に関する政令公布と同時に本会は解散した。昭和23年2月5日、民法の規定により社団法人富山県歯科医師会が設立され、民主選挙により会長に金森保芳氏が選任され、新しい陣容が整えられた歯科医師会が発足した。事務所を富山市袋町から富山市常盤町に移転し、会員は、198名となった。会長の金森保芳氏は日本歯科医師会の理事を2年間努めた。

○昭和28年10月18日の40周年記念式典で、小林金次顧問、藤井義人顧問、大道憲治代議員会議長が、当時の浦野輿四郎会長から表彰された。3人の先生は本会創立に大変尽力された。
○昭和32年10月には、富山市常盤町から舟橋南町へ富山県歯科医師会館の移転が行われた。しかし、この会館は暫定の会館であった。

○昭和30年代前半より無歯科医村診療が始まったが、近年世界遺産に登録された五箇山赤尾での診療風景には、治療する平井茂光先生の他、水野誓夫、松能喜一、山下長蔵先生の顔が見える。また、昭和30年から昭和59年まで歯の女王選彰会が、口腔衛生強調運動の一環として実施され、歯の女王・準女王は、パレ−ド初日に県庁を表敬訪問した。

○昭和40年5月、富山県歯科医師会館が竣工した。会館は、鉄筋3階建て、総延べ床面積712㎡を誇る「白亜の殿堂」と評するに値する立派な会館であった。

○昭和41年4月、富山歯科技工士学院を富山県歯科医師会館内に開校した。第1期生18名を迎え、4月20日に来賓・父兄が多数臨席されるなか、入学式が挙行された。これまでに1,200余名が卒業して活躍している。

○昭和48年4月、富山歯科衛生士学院を県立中央病院内で開校した。第1期生22名を迎え、4月10日入学式が挙行された。これまで1,500余名が卒業して医療機関等で高度な専門知識と技能を発揮している。

○富山県歯科医師会の公衆衛生事業は、歯の無料相談・指導として、昭和49年から「口腔衛生強調運動」(6月4日〜10日)期間中に富山県歯科衛生士会の協力のもと、実施された。その後、平成6年から歯っぴーフェスタ8020と名称変更して現在も続いている。また、平成7年から現在まで、富山県在住の80歳以上で20本以上自分の歯を保有している方の表彰として「いい歯カムカムすこやか大賞」も行っている。

○昭和54年4月 富山県歯科医師会館(現会館)を富山市五福において建設し、事務所を移転した。富山歯科技工士学院並びに富山歯科衛生士学院を合併し、富山歯科総合学院とし、また、心身障害児(者)の歯科診療・休日急患診療を実施するために富山口腔保健センターを併設した。

○平成6年4月 富山口腔保健センターを新築移転し、富山県歯科保健医療総合センターと改称した。心身障害児(者)の歯科診療は現在年間約2,700名、休日・休日夜間診療は併せて年間約1,000名行っている。

○平成24年4月1日、公益法人改革で一般社団法人富山県歯科医師会に移行し、今日では536名を擁する組織になって、本年節目の創立100周年を迎えた。
   


当院の特徴紹介
いつも、総山先生の教えを守るよう治療に当たっています。
院長は、この事業の設立時から中心的役割をにない一定の成果を出しました。
年に1回は必ず「かかりつけ歯科医」で健診することが重要と考えます。
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